民主の国対、分裂状態 臨時国会の会期延長めぐり混乱 [政治]

臨時国会の会期延長をめぐって、民主党の国会対策委員会が分裂している。松本剛明、加藤公一の両委員長代理と松野頼久副委員長が「延長は聞いていない」として平野博文委員長に辞表を提出。平野氏は受理しない方針で、国会司令塔の混乱が続きそうだ。

 松本氏らは、当初方針通りに「9月16日閉会」に向けて各委員会に指示をしてきた。だが、16日になって急きょ、輿石東幹事長が野党に14日間の会期延長を要請。松本氏ら幹部は何も聞かされておらず、平野氏への不満が爆発した。辞表を出した一人は「こんなことではやってられない」とし、撤回する考えがないことを強調した。

 ただ、平野氏も簡単に辞表を受理するわけにはいかない。野田政権は鉢呂吉雄前経済産業相の辞任で打撃を受け、会期延長問題では野党に攻め込まれた。ここで国対幹部がそろって辞任すれば、政権運営に悪影響が及ぶのは必至。平野氏は20日にも3人に会って慰留する考えだ。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。