大阪市長選、平松邦夫氏が再選めざし出馬表明 [政治]

11月13日告示、同27日投開票の大阪市長選で、平松邦夫市長(62)が19日午前、立候補を正式表明した。同市長選をめぐっては、地域政党「大阪維新の会」を率いる橋下徹・大阪府知事が出馬の方向となっているほか、共産の前大阪市議、渡司考一氏も立候補を表明している。

 平松氏は19日午前10時から、大阪市内で記者会見を開き、同市長選に再選をめざして無所属で出馬すると表明した。

 平松氏は民放キャスターを経て2007年の市長選で民主党などの推薦を受けて立候補し、初当選した。

 4月の統一地方選で、市の解体・再編を掲げる維新の会が躍進。橋下氏は知事を任期前に辞職して市長選とのダブル選に持ち込み、自らは市長選にくら替え出馬する意欲を見せている。

 このため平松氏は今回、民主のほか、自民や公明両党の市議や市民団体などに幅広く支援を呼びかけ、「反維新」勢力の結集をめざす。


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